複合の渡部暁斗 ジャンプで失敗しW杯5連勝ならず

2018年02月04日 18時24分

3位に終わり、厳しい表情の渡部暁斗

 ノルディックスキー複合のW杯個人第14戦(4日、長野・白馬ジャンプ競技場)でエース・渡部暁斗(29=北野建設)は3位に終わり、連勝は4でストップ。所属の荻原健司GM(48)に並ぶ日本人最多のシーズン6勝目はお預けとなった。ヤン・シュミット(34=ノルウェー)が今季3勝目を挙げた。

 誤算は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)だった。ここまで好調をキープしていたものの、条件に恵まれず、116メートルとまさかの8位。「いいジャンプをしたとは言い切れない。起こり得る失敗だった」と貯金をつくることはできなかった。

 後半距離(10キロ)は首位と1分17秒差。最大のライバルで個人総合2位のシュミットとは3秒遅れでスタートした。序盤から飛ばし、シュミットらと2位集団を形成して最終周に突入。しかし、ラストの上り坂でシュミットがスパート。ついていくことができず、3位を死守するのがやっとだった。

 平昌五輪(9日開幕)前最後の試合を飾れなかった渡部暁は「ボクは最後、体力が残っていなかった。そこが敗因」と分析。ただ、接戦のレースを経験できたことはプラスに捉えており「これで何が起きても大丈夫。何でもこいとドンと構えて五輪に臨める」と悲願の金メダル獲得へ、気持ちを引き締めた。