保釈・国母被告を独占撮! 報道陣ケムに巻きガッツポーズ

2019年12月04日 10時30分

友人(右)と肩を組みカメラマンにポーズをとる国母被告

 反省どころか、保釈後もヤンチャぶりは変わらなかった。国際郵便で大麻を密輸した大麻取締法違反などの罪で起訴されたバンクーバー五輪日本代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告(31)が、3日に保釈保証金300万円を納付し、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。タクシーに乗り込み、報道陣の前を猛スピードで走り去った同被告だったが、追跡した本紙はその後、都内某所でレンタカーに乗り換える場面を独占キャッチ。この写真が国母被告の今の心境を物語っている!?

 湾岸署前には、この日朝から報道陣が集まり始めた。保釈保証金納付の一報が午後2時すぎに流れ、午後4時ごろ、カメラマンや記者らの数は50人以上に。事件を起こした有名人が保釈や釈放となって報道陣の前に出てくるお約束の場所、正面玄関前でみな待機した。

 ところが午後4時半、女性警官が署内から走り出てきて、国母被告を裏口から出すと大声でアナウンス。慌てた報道陣は一斉に裏口へダッシュし、カメラの場所取り合戦で現場は物々しい雰囲気に。

 そして午後4時38分、黒塗りの一般タクシーが同署の地下へ入った。タクシーが地上に出てきたのは同46分。警察署の敷地内にもかかわらず、国母被告からの指示なのか、地下のスロープからものすごいスピードで現れ、一般道へ出るカーブでも速度を緩めない。ほんの数秒で報道陣の前から走り去った。

 運転席の真後ろに座る国母被告は、カーキ色の帽子をかぶり、真っ黒なサングラス姿。運転手をガードする防犯用のアクリル板に貼られたシールが邪魔し、その顔はほとんど見えず、口ひげをたくわえているのが確認できたぐらいだった。

 その後、国母被告を乗せた黒塗りタクシーは、猛スピードで首都高に入った。本紙はこれを追跡。レインボーブリッジを渡っている間、国母被告はやたらオーバーな身ぶり手ぶりで、同乗する友人にいろいろと何か説明するのが確認できた。

 午後5時すぎ、タクシーは首都高から直接入れる都内某地下駐車場に滑り込んだ。本紙カメラマンが追い付いたとき、国母被告らは料金の支払いか領収書か何かをめぐり、運転手と問答している最中だった。

 5分ほどたって車から出てきた2人は、後ろのトランクから荷物を取り出すと歩きだし、そこで待機していた別のレンタカーに乗り換えた。そのとき撮ったのがこの本紙独占の衝撃「入れ墨写真」だ。

 2人は肩を組みながら歩き、国母被告は右手で拳をつくりカメラに向かってガッツポーズ。その表情はサングラスでうかがい知ることができなかったが、隣の友人にいたっては口を大きく開け、笑っているような、おどけた表情を見せた。

 威嚇する感じではないものの、落ち込んでいたり、深く反省しているようには見えない。11月6日の逮捕から続いた長い勾留生活を終えた、あるいは報道陣をケムに巻いた、一種の達成感を表現しているかのようだ。

 国母被告といえば、2010年のバンクーバー五輪出場時のドレッドヘア、鼻ピアス、腰パン姿で一躍時の人に。各方面から「五輪選手としてふさわしくない」と批判が上がると、会見で「ちっ、うるせーなぁ。反省してま~す」と言い放ち、火に油を注いだ。

 プライベートでは09年に、3歳年上の一般女性と結婚。複数の子供をもうけている。

 その後は全日本スキー連盟の13~14年シーズンのスノーボード・コーチングスタッフ入りし、自らはバックカントリー(自然の山)を滑り降りる様子を映像化し配信するプロスノーボーダーとして活動。16年末にはスノーボード界のアカデミー賞といわれる「RIDERS POLL 18」で、日本人初となる年間ベストビデオパート賞を受賞した。17年8月27日放送のTBS系「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人大追跡SP~」では、10社以上のスポンサーと契約するプロスノーボーダーと紹介され、年収は「1億円にはいかない」(国母被告)と明かしていた。

 捜査段階では大麻を輸入したことは認めたが、営利目的だったことは否認しているという国母被告。裁判を前に相変わらずの悪童っぷりだった。