【スキージャンプ】レジェンド葛西まだまだ! 陵侑は泳がせておいて…

2019年11月13日 16時30分

まだまだ元気なレジェンド。葛西(右)は航空会社の職員にプレゼントを贈った

 レジェンドはまだまだ飛ぶ――。ノルディックスキー・ジャンプ男子でソチ五輪個人ラージヒル銀メダルの葛西紀明(47=土屋ホーム)が、W杯開幕戦ビスワ大会(23~24日、ポーランド)に向けて燃えている。

 W杯に本格参戦してから実に31季目。所属先の土屋ホームで監督を務めながら現役を続け「何十年もW杯回っているけど、毎回ワクワクしている」とフレッシュさを忘れていない。しかも、教え子で昨季の個人総合覇者の小林陵侑(23=同)の活躍に刺激を受ける。

 自身が持つW杯通算17勝は日本選手最多記録。ただ、小林陵が現在13勝で今季中にも到達する可能性があることから「(記録更新は)瞬殺だよね。一瞬でシュンッと抜いていってもらいたいよね」と話す一方で「陵侑のジャンプを見ていたら、全然勝てないなという感じがある。でも、とりあえず今は泳がしておいて、後からぶち抜いてやろうかなと(笑い)」と冗談を交えながらやる気をみなぎらせる。

 昨季は個人総合37位と思うような成績を残せなかったが「飛んでいて当たっている(力が伝わっている)なと。ダメなときは本当に何も感じなくて、飛距離も伸びない。飛距離の伸び方を見ると、しっかり当たっているなというのがあった」と手応えはあるという。

 12日には成田空港から欧州遠征へ出発。オーストリア・インスブルック合宿で最終調整を行い、開幕戦に臨む大ベテランは「大きな目標としては最年長表彰台を目標にしているけど、現状だと(ポイントが入る)30位以内にコンスタントに残りたいという目標でいきたい」と意気込んだ。