ラグビー日本代表は24日、リポビタンDチャレンジカップ・アイルランド戦(味スタ)に13―35で敗れた。

 17日に22―50で大敗した世界ランク3位との第2戦。前半は15分にSO小倉順平(24=NTTコミュニケーションズ)がトライを決めるも、4つのトライを献上するなど流れをつかめず8―28で折り返した。

 後半に入ると、粘り強いディフェンスで猛攻をしのぐと、22分にWTB山田章仁(31=パナソニック)が右隅に飛び込んでトライを奪ったが、後が続かなかった。

 連敗で世界との差を改めて痛感させられた。それでも17日の初戦より戦う姿勢は鮮明になっており、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(47)は「残念ながら勝てなかったが、選手はしっかり役割を遂行してくれた。ディフェンスでいい場面もあったし、最後まで諦めずに戦ってくれた。(自国開催の2019年の)W杯に向けていい兆しも見えた」と評価した。

 ゲームキャプテンを務めたFLリーチ・マイケル(28=東芝)は「戦うことはできた。あとは戦術面を磨いていけば、もっといい戦いができる。2019年に向けてこの課題を少しずつ直していきながら頑張っていきたい」とチームの成熟度アップを目標に掲げた。