仏デビュー果たした五郎丸 日本代表復帰は?

2016年11月08日 16時30分

 日本代表復帰はあるのか。ラグビーのフランス1部リーグ、トゥーロンに所属するFB五郎丸歩(30)が6日(日本時間7日)に待望のフランスデビューを果たした。スーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)でプレーしていた5月に右肩を負傷して以来、約半年ぶりの実戦で、まずまずのパフォーマンスを見せた。

 

 6月のトゥーロン加入後は10月に一度だけ出場登録されたものの、出番なし。ようやくピッチに立った五郎丸は「不安なくできた。素晴らしい選手が集まるフランスでプレーできたのはうれしい。しっかり監督や選手とコミュニケーションをとって1試合でも多く出られるように頑張っていきたい」とコメントした。

 

 手術した右肩についても「もう不安はない」と話すなど今後の活躍が期待されるが、そんなに簡単な話ではなさそうだ。というのも、11月は各国代表のテストマッチ期間。日本代表も欧州遠征中で、トゥーロンの主力選手も代表戦で不在。戻ってくれば、再び激しいポジション争いにさらされるからだ。

 

 特に五郎丸は昨年のW杯イングランド大会でベストフィフティーンに選出されて海外進出を実現させたが、これは高い成功率を誇ったキックが評価されたからにほかならない。しかし2月に加入したレッズでは自慢のキックは大スランプ。今回のデビュー戦でもコンバージョンを蹴る機会はなく、自らの武器を披露できなかった。

 

 2019年W杯日本大会に向け始動した日本代表への復帰が待望される中、現状のままではジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(46)も招集しないはず。五郎丸は代表について「まずは今、フランスでしっかりと集中してやっていきたい」と話したが、主力が不在の間に、独特のルーティンから繰り出すキックでアピールできるか。