ラグビー日本代表 強豪の仲間入りに必要な“実績づくり”

2016年06月27日 16時30分

スコットランドと互角に渡り合った日本代表(ロイター)

 ラグビー日本代表が強豪の仲間入りを果たすには“弱小国”のイメージ払拭が必要なようだ。「リポビタンDチャレンジカップ2016」(25日、東京・味の素スタジアム)で、スコットランドに16―21で惜敗。昨年のW杯イングランド大会で唯一の黒星を喫した因縁の相手に18日に続き、敗れた。

 

 2戦とも試合の大半で主導権を握り、相手の得意とするパワープレーでも互角に渡り合った。それでも金星に届かなかった要因の一つが、外国人レフェリーの判定だ。

 

 日本の得点機になると反則の判定が頻発し、日本代表選史上最多3万4073人のファンからは大ブーイング。マーク・ハメット・ヘッドコーチ代行(43)は会見で「ディスリスペクト(無礼)」と繰り返し、審判と必死にコミュニケーションを図った主将のHO堀江翔太(30=パナソニック)も「なかなか聞いてもらえなかった」と不満を口にした。

 

 スポーツ界では審判批判はご法度。それでも指揮官や主将が言葉にしてしまうほど、偏った判定だった。その理由について、HO木津武士(27=神戸製鋼)は「レフェリーにスクラムとかは“スコットランドのほうが強い”というイメージがあったかもしれない」。強豪国として君臨するスコットランドと昨年からブレークした日本。その差が、審判の判定に微妙な影響を与えたというわけだ。

 

 堀江は「得点差は縮まった」と手応えを強調したが、目標は2019年W杯ベスト4。悲願達成には、かつて日本に貼られたレッテルをはがす“実績づくり”がテーマとなりそうだ。