日本ラグビー協会は5日、トップリーグ(TL)全16チームの選手、スタッフに対する第1回新型コロナウイルス検査(核酸検出検査)の結果を発表した。

 検査総数1133件のうち陽性は2件。検体採取期間は1月23~2月1日で、検査結果の報告日は1日だった。チーム名およびチーム数は個人の特定につながるため公表しない。今後についても毎週、検査を行い結果も公表していく。

 TLは20日の開幕へ向けて、安心・安全を確保して開催するため、シーズン終了まで全16チーム共同で対策を実施すべく、現在各種対策案をまとめており、今回の検査もその一環で行っている。

 今季のTLは当初1月16日に開幕する予定だったが、NEC、東芝、サントリー、キヤノン、神戸製鋼、トヨタ自動車の計6チームで68人の陽性が確認され、開幕を20日に延期していた。