日本ラグビー協会は15日、2022年1月からスタートするトップリーグ(TL)に代わる新リーグの概要を発表した。

 新リーグは25チーム、3つのディビジョンで構成され、1部は12、2部は7、3部は6のチーム数で行う。1部は6チームが2つのカンファレンスに分かれ、ホスト&ビジター(ホーム&アウェー)のリーグ戦と各チーム1回総当たりの交流戦で1チーム計16試合。優勝決定プレーオフはなく、勝ち点を多く獲得したチームが優勝となる。さらに上位チームは海外チームとの交流・対抗戦「クロスボーダーマッチ」への出場権が与えられる。

 入れ替え戦も実施され1部下位4チームと2部上位4チーム、2部下位3チームと3部上位3チームがホスト&ビジター(ホーム&アウェー)で対戦する。

 オンライン会見を行った新リーグ法人準備室の谷口真由美室長(45)は1部12チーム決定などについて「今季のTLの戦績、事業運営能力を見て判断する。(カンファレンス分けは)コロナが収まらなければ、移動などのリスクもあるため地域をまとめる方法や、順位を考慮する方法など社会情勢の観点から総合的に考える」と説明した。

 仮に新型コロナウイルス禍により今季のTLやトップチャレンジリーグ(TCL)が不成立となった場合は「2018年から過去5年の戦績を反映すると(チームから)ご了承いただいております」とした。