日本ラグビー協会は25日、7人制男子代表第3次オリンピックスコッドを発表し、藤田慶和(27=パナソニック)、松井千士(26=キヤノン)、石田吉平(20=明治大)ら20人を選出した。

 今回選ばれた20人は来月開幕のトップリーグなどには出場せず、7人制選任として来夏に延期となった東京五輪に向けて活動する。この日、オンラインで会見を行った岩渕健輔ヘッドコーチ(44)は「このメンバーを中心として五輪に向けてやっていく。ただ、トレーニングスコッドからオリンピックスコッドに入らなかった選手、今後の7人制にとって強化に貢献してもらいたい選手にも合宿に参加してもらって、そういう意味で入れ替えも検討していきたい」と語った。

 リオ五輪に出場したW杯日本代表WTBレメキ・ロマノラバ(31=宗像サニックス)は選ばれず、同じくW杯日本代表WTB福岡堅樹(28=パナソニック)は五輪出場を断念している。