【ラグビーW杯】日本〝死の組〟にもジョセフHC「楽しみのある組だ」

2020年12月15日 10時48分

ジョセフHC

 2023年ラグビーW杯フランス大会の組み合わせが決まったことを受け、日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、51)は日本時間15日早朝にオンラインで会見し「非常にエキサイティングな気持ちだ」と心境を語った。

「イングランドについてはエディー・ジョーンズHCも日本と関係性があるということで、選手にとっても楽しみな対戦になった。アルゼンチンもオールブラックス(ニュージーランド代表)に勝っているチーム。楽しみのあるプール(組)と思っている」

 現在は母国ニュージーランドに滞在中だが、日本選手の動きは常にチェックしている。

「松島選手がフランスで大活躍しているし、選手たちは海外でもやれると自信を持っている。これはいい材料だ」と松島幸太朗(27=クレルモン)がフランス1部リーグだけでなく、欧州チャンピオンズカップの舞台でも実力を発揮していることに目を細めた。

 とはいえ、世界ランク2位のイングランド、同8位のアルゼンチンは、同10位の日本にとっては大きな壁。

「2つのパワフルな国はセットピースも強いし、体も大きい。フィジカルを前面に出してくるはず。だが、我々の得意なスキルの部分も相手にとってはイヤなはず。そういう意味ではイーブンだろう」と一歩も引くつもりはない。

 1月末には来日し、多くの試合を視察してメンバー選考を続けていく予定。「2016年のころ、姫野(和樹)選手が帝京大でプレーしていたのが記憶に残っている。今、大学の舞台にいる選手が23年にプレーしてもおかしくはない」と〝金の卵〟の発掘にも力を注ぐ。「W杯を戦ううえで日本の課題は、選手層の厚みというところ。ケガや引退などで選手の出入りがあったが、特に2列目で世界と戦える選手、それを揃えていくことが大事。全体としてもう一層、選手の厚みをつくっていかないといけない」と強化ポイントを示した。