日本ラグビー協会は24日、2019年W杯日本大会の公式マスコットだった「レンジー」を同協会の公式マスコットに決定したと発表した。

「レンジー」は古来、幸福を招くとされてきた想像上の聖獣である獅子をモチーフに誕生。昨年のW杯では大会前から公式プロモーションイベントなどで大活躍した。今度は日本ラグビー界のさらなる発展と世界一ラグビーを楽しむ国を目指すシンボルとして日本協会の公式マスコットとして舞い戻ってきた。同協会が公式マスコットを採用するのは初。今後はラグビーの普及活動やイベントなどに登場予定だ。

 日本協会の森重隆会長(68)は「W杯日本大会で大活躍したレンジーが、ジャパンラグビーのために舞い戻ってきてくれたことを、とてもうれしく思います。レンジーが大切にしているチームプレー、勇気、フェアプレーは、ラグビーにとって欠かせない価値であり、弊協会はその大切さをラグビーに関わる全ての皆様に強く発信していきたく考えています」とコメントした。