【ラグビー】福岡 TL参戦へ今秋の医学部合格にトライ

2020年06月15日 16時40分

福岡は穏やかな表情で五輪断念を説明した

 7人制ラグビー日本代表の辞退を表明したWTB福岡堅樹(27=パナソニック)が、来季のトップリーグ(TL)参戦のため“スピード決着”で医学部合格を目指しそうだ。

 昨秋のW杯日本大会で8強入りに大きく貢献したが、7人制代表辞退により、メダル獲得の切り札として期待されていた東京五輪の出場は完全に消滅。14日のオンライン会見では「(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)東京五輪延期の可能性が出ていた時からどうするかを考え始め、延期が決まった時(3月24日)にはこの挑戦を辞退することを決めていた」と説明した。

 周囲の引き留めにも信念を貫き、かねて公言していた医師への道を優先させたが、来年1月開幕予定のTLは参戦する意向。ただ、1月以降の一般的な受験シーズン真っただ中に、入学試験を受けながら移動を伴うシーズンを戦い続けるのは、いくら器用な選手でも現実的ではないだろう。

 そこで注目されるのは、今秋までに医学部合格を勝ち取って1月からTLに専念するプランだ。本人は「どの受験をどこでするかは確実に決まっていない」と明言していないが、大手予備校関係者は「大学を卒業していれば、複数の国公立大学医学部で採用している編入試験がありますし、多くは秋までに結果が出ます」。例えば福岡の母校・筑波大なら昨年は7月24日が編入学の合格発表日だった。

 もちろん狭き門だけに、私大医学部を含めたその他のルートも検討しているだろう。いずれにせよスピード感あふれるプレーのように華麗にトライ、いや合格を決められるか。