ラグビー福岡堅樹 7人制代表引退は五輪延期で決断

2020年06月14日 17時48分

オンラインで会見に臨んだ福岡堅樹

 昨秋のラグビーW杯日本大会で活躍した日本代表WTB福岡堅樹(27=パナソニック)が14日、オンラインで会見を開き、7人制日本代表引退に至った経緯などを説明した。

 日本ラグビー協会から7人制日本代表候補の離脱が発表されてから一夜明けたこの日、福岡は来夏へ延期となった東京五輪出場断念となる7人制日本代表引退についてこう語った。「(東京五輪の)延期もあるんじゃないかという可能性が出ていたときからどうするかを考え始め、延期が決まったときにはこの挑戦を辞退することを決めていた」

 自身も出場した2016年リオデジャネイロ五輪7人制ラグビー男子で、メダルにあと一歩届かない4位に終わっただけに、東京五輪でメダル獲得の思いも強かったが、かねて目標に掲げていた医師への道を「一度決めたタイミングを先延ばししたくなかった」と優先した。自粛期間中は、医学部受験への勉強により多くの時間を割いていたという。

 ただラグビー選手としてのキャリアは、まだ続ける意向で、トップレベルでの集大成はパナソニックの一員として迎える来年1月開幕予定のトップリーグ(TL)。「やるからには優勝を目指したい。まだ(TLで)優勝を経験していないので、個人としてチームとして笑って終わりたい」と意気込んだ。

 ただ、来年4月には医学生としてスタートしている可能性が高いため、来季のTLにどこまで参戦できるかは不透明。本人も「そこに関しては何も決まっていない」と明言を避けた。