【ラグビー】松島幸太朗 フランス1部クレルモン移籍への意欲と不安

2020年06月02日 16時40分

松島が新天地に向かう心境を語った(C)サントリーサンゴリアス

 昨年のラグビーW杯で活躍した日本代表バックスの松島幸太朗(27)が、フランス1部クレルモン移籍に向けて意欲と不安を語った。

 5月末まで所属したトップリーグ(TL)サントリーが公開したインタビュー動画の中で「しっかりとスタート(先発)で出られるような信頼を勝ち取って試合に出続けたい」と意気込んだ。サントリーで主に務めたFBやW杯で担ったWTBのほか、新天地では

「幅をどんどん広げたいのでCTBもできればやっていきたい」とユーティリティー性に磨きをかけるつもりだ。

 フランス1部トゥーロンでプレーした元日本代表FB五郎丸歩(34=ヤマハ発動機)をはじめ、成功した日本選手がいない世界最高峰リーグだが「いろいろな舞台でやってきて自信を積み上げている」と強調。サントリーの元チームメートで同1部に所属経験のある元オーストラリア代表SOマット・ギタウ(37)から情報を仕入れるなど準備に抜かりはない。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大などの影響でTLは打ち切りとなり、まともな練習ができていない。「体を動かしていないので、どう影響してくるのか。そっちの不安が大きいかもしれない」。さらに今後が決められないのも厄介だ。現時点で「いつどういったタイミングで(フランスに)行くか日付は決まっていない。コロナ次第」と話した。

 現状を考慮し、今回の契約をやめて日本でプレーを続ける意向について問われても「基本、行きたい気持ちがあったので」とキッパリ。2023年フランスW杯については「19年のW杯で完全燃焼という感じも少しは出たのであまり意識はせず、徐々にターゲットにしていきたい」と語るにとどめ、まずは新天地での活躍にフォーカスしていく。