ラグビーのトップリーグ(TL)は23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今季の残り全試合を中止すると発表した。

 これまで第6節まで消化したが、リーグ不成立となり、順位は確定しない。TLは中止の理由について「観客、選手、関係者の健康と安全の確保」「新型コロナウイルスの世界的な拡大により、ニュージーランド、オーストラリア等、各国の政府による海外に滞在する自国民への即時帰国が呼びかけられたことで、所属選手が多数帰国すること」「TLの全てのチームは企業スポーツとして加盟・活動しており、選手・スタッフが感染した際に企業に与える影響が非常に大きいこと」と3つの理由を挙げた。

 5月23日からの日本選手権については、今季のTL順位で参加4チームが決定するはずだったが、別の方法に変更となった。現段階で詳細は決まっておらず、後日発表するとしている。