【ラグビー】トップリーグの快進撃に新型コロナの“横やり”

2020年02月27日 16時40分

 快進撃を続けるラグビーのトップリーグ(TL)に“横やり”が入った。

 TLは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて第7節(29日、3月1日)と第8節(3月7、8日)の計16試合を延期すると発表。太田治チェアマン(54)は「(再開予定の)3月14、15日に行われる第9節に向けては3月9日あたりに状況を見て判断をしたい」と説明。事態が好転しなかった場合は「バイウイーク(空き週)がないので中止にせざるを得ない」と話した。

 今季のTLは、史上初のベスト8入りを果たした昨年のW杯日本大会の大盛り上がりを受けて、1月12日の開幕から集客は絶好調。しかし再開できない状況が続けば、“にわかファン”の興味を一気に奪ってしまいかねない。太田チェアマンは「W杯の影響もあってTLに対する注目も上がっており、すでに(全15節中第6節終了時点で観客動員は)42万人を超えているので(延期は)苦渋の決断だった」と厳しい表情を浮かべた。

 開幕前に設定した観客動員は過去最高の60万人で、目標達成が迫る中で状況は一変。今後は中断期間にはSNSを通じて競技の魅力を発信する企画を検討中だが、迫力満点の試合に勝るものはない。騒動の終息後、再びラグビー熱は高まるだろうか。