【ラグビー】リーチ “堀江流”で黒子に徹する

2020年01月22日 16時30分

新たな役割に意欲的なリーチ

 リーチと言えば、昨年のW杯で日本を初のベスト8に導いた主将として先頭に立ってきたが、所属するトップリーグ(TL)東芝では主将の肩書を持たない。フランカーの徳永祥尭(27)とSH小川高広(28)が東芝の共同主将を務めており、日本代表で発揮したリーダーシップ能力は別の形で生かすつもりだ。
 
 リーチは「まずはキャプテンのサポートに徹したい」と補佐役に徹する構えだが、手本としているのは、ともにW杯を戦った日本代表フッカーの堀江翔太(34=パナソニック)だという。「代表でキャプテンをやっていたとき、堀江さんがすごく頼りになった。代表で堀江さんがやっていた役割を東芝でやってきたい」と説明した。

 ドレッドヘアがトレードマークの堀江は、W杯時にリーチ主将を筆頭に複数の選手で構成されたリーダーグループに属していなかったが、陰ながらチーム結束にひと役買っていた。例えばW杯期間中のお茶会開催。あくまで選手の自主参加形式だったが、大会が進むごとに人数が膨らんでいき、貴重なコミュニケーションの場となった。

 もちろんリーチが全く同じことをするわけではないものの、“堀江流”を実践していく。東芝は開幕戦(12日)で優勝候補のサントリーを撃破するなど開幕2連勝。サントリーのFB松島幸太朗(26)らには調整遅れをイジられていたが、9シーズンぶりのTL制覇へ今後もピッチ内外で存在感を増していきそうだ。