【ラグビー】W杯で学んだ“ズルさ”…サントリー・流が脱・紳士宣言

2019年12月28日 16時40分

司令塔の流は新たなスタイルでTLに臨む

 ラグビーW杯で初の8強入りを果たした日本代表のSH流大(27=サントリー)が“脱・優等生”でさらなる高みを目指す。

 今年、国民を熱狂させたW杯日本大会では1次リーグ4連勝も、優勝した南アフリカに力の差を見せつけられて準々決勝で敗退。流は「(決勝トーナメントは)一発勝負になるので相手はどんな手を使っても勝とうとしてくる」と話し「(強豪は)試合によってメンバーを変えたり、戦術をちょっと変えてトーナメントになれば一番勝てる方法を選ぶ。でも、僕らにはまだその余裕がなかった」と大会を振り返った。

 そんな中、海外選手のプレーを通して自身の“ラグビー観”を見つめ直したという。流は南アフリカのSHファフ・デクラーク(28)の名前を挙げて「やっぱり嫌な選手。常に視界に入ってくるし、日本のスピード感ある展開が嫌だから僕や(SO田村)優(30=キヤノン)さんに対してレイトタックル(ボールを保持していない選手へのタックル)気味のプレーをやってきた」。

 このような経験から「紳士的にやるのがラグビーの良さだけど、実はそうでもないところがある。これからはもっと相手に嫌がられたり、欺くことが大事。ただ単に“いい子”にプレーするのではなく、もっと相手に嫌がられる、嫌われるプレーを目指していかないと」と宣言した。

「4年後の(W杯フランス)大会も目指していきたい」と意気込む司令塔は来年1月12日に開幕するトップリーグ(TL)で“変身”した姿を見せる。