リーチ・マイケル 一から「出直し」1月12日トップリーグ開幕

2019年12月25日 16時30分

再び桜のジャージーに袖を通す覚悟のリーチ

 ラグビー日本代表フランカーのリーチ・マイケル(31=東芝)が、2023年W杯フランス大会へ危機感をにじませている。

 主将として日本を初の8強へと導いたW杯日本大会後に「次のW杯に向けてしっかり準備していきたい。今回の大会よりいい結果を出したい」と自身4度目となるW杯への挑戦を明言したが、実績だけで無条件に日本代表に呼ばれるとは思っていない。「4年後は正直どうなるかわからないので、一年一年大事にしていきたい。バックロー(フランカーとナンバー8の総称)にもいい選手が出てきている」とトーンダウンした。

 もちろん現状に安閑としていないからこその言葉だ。まずは来年1月12日に開幕するトップリーグ(TL)で、代表にふさわしい選手であることを証明する。「TLでもう一回活躍して代表に呼ばれる資格をつくらないといけない。レベルの高い選手の中で(代表を)勝ち取っていきたい」。W杯後、20日にチームに合流したばかりだが、開幕スタメンを目指す姿勢にブレはない。「頑張らないと開幕戦のスタメンになれない。わずかな時間だけどアピールしたい」と力を込めた。

 TLへかける思いは行動にも表れた。「もう一度ゼロに戻してやり直したい気持ち。自分のロッカールームにあるものは代表のものじゃなくて全部東芝のものにしたし、W杯の(日本代表)ジャージーも人にあげたり、W杯のことは目の前から外した」。“過去の栄光”を捨ててでも、再び桜のジャージーに袖を通す覚悟だ。