【ラグビー】7人制日本代表エース候補・藤田が肉体改造

2019年12月24日 16時30分

藤田慶和

 未完の大器がエースへ進化を遂げる。来夏の東京五輪に出場する7人制ラグビー男子日本代表の強化合宿(府中)で、注目を集めているのがエース候補と期待される藤田慶和(26=パナソニック)だ。

 15人制の日本代表で史上最年少出場、さらに大旋風を巻き起こした2015年W杯イングランド大会に早大在学中ながら出場するなど、将来を期待されてきたが、前回リオデジャネイロ五輪ではまさかのメンバー落選。「日本が(リオで)4位になってもうれしくなかった」と悔しさをあらわにしながら「先を見ずに一つひとつクリアしていって、五輪まで突き進んでいきたい」と夢舞台での活躍を狙う。

 目標のために着実な成長を見せている。7人制はよりスピードが求められるため「3~4キロ落として88~90キロくらいにしている」と体重を絞っており、筋力トレーニングも「パフォーマンスにつながるようなメニューを取り入れている」と工夫し“五輪仕様”の肉体改造を進める。

 目指しているのは究極の万能選手だ。「ハーフ、スタンドオフもやりながら全てのポジションをカバーできるように練習している。オールマイティーでできる認識でいてもらっていい。プロップでスクラムも、ラインアウトで跳ぶ練習もしている。キッカーも」とヤル気満々だ。

「チームを勝たせてなんぼ。勝って喜びたい」という藤田が、最強兵器としてメダル取りに貢献する。