【ラグビー】福岡堅樹 7人制代表候補にW杯組ゼロも東京五輪へ逆転策

2019年12月21日 16時30分

福岡堅樹

 ラグビーW杯日本大会で大活躍した日本代表のWTB福岡堅樹(27=パナソニック)が、来年の東京五輪7人制代表入りへ厳しい状況に置かれている。

 かねて東京五輪を最後に現役を引退し医師を目指すと公言し、15人制のW杯後はできるだけ早く7人制へ移行するつもりだった。だが史上初のベスト8入りを果たし空前の盛り上がりを見せたW杯を受け、所属チームの一員として来年1月12日に開幕するトップリーグ(TL)へ出場したい意向を表明したことで雲行きが怪しくなってきた。

 20日に発表された東京五輪7人制の代表候補に福岡らW杯組はゼロ。7人制男子代表の岩渕健輔ヘッドコーチ(43)は「何人かの選手と協議を重ねているが、福岡に限らず(適応には)かなりの時間が必要なので早く来てほしい。現状では4月が最後の国際大会となるが、1試合も出ないで五輪に出るのは難しく、数大会出ることが望ましい」と力説した。

 この条件を踏まえると、来年5月9日に閉幕するTLに出場していては間に合わない。そのため福岡はシーズン途中までのTL限定参戦など五輪出場を現実的なものにするギリギリのタイミングを見極めるべく、日本協会や所属チームと話し合いを続けている。

 ただ、このままではどちらも中途半端になる可能性も。7人制参戦に意欲的だったW杯組のWTBレメキ・ロマノラバ(30=ホンダ)はすでにTL専念を選んだ(本紙既報)が、日本中を沸かせた快足ウイングはどんな決断を下すのか。

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