【ラグビー】福岡 東京五輪7人制代表入りへ厳しい現実

2019年11月28日 16時30分

福岡は五輪出場を果たせるか

 ラグビーW杯でベスト8入りに大貢献した日本代表WTB福岡堅樹(27=パナソニック)が、東京五輪に臨む7人制男子日本代表入りへ困難な現実に直面しそうだ。

 五輪後に医師を目指す福岡は、来夏の大舞台を集大成の場に選んだ。2016年リオデジャネイロ五輪では4位と悔しい思いをしただけに「東京では必ずメダルを取りたい」と語る。ただW杯で“フェラーリ”と呼ばれて活躍したスピード自慢であっても登録12人という狭き門の五輪メンバーに選ばれる保証はない。

 7人制日本代表の岩渕健輔ヘッドコーチ(HC=43)は「15人制で活躍している選手たちが、そのまますぐ7人制でプレーできるかは、そんなに簡単なものではない。誰とかの固有名詞(名前)ではなくて、例えば(W杯で)優勝した南アフリカや(準優勝の)イングランドの代表メンバーでも、そういう状況になっている」と説明する。

 福岡らW杯組は年末の合宿から7人制代表に参戦予定だが、適応力には個人差があり、15人制に専念していた感覚を7人制にアジャストするには時間を要するという。岩渕HCも「合流してくる選手がいる。12月中に和歌山合宿(11月)メンバーを含めて次の絞り込みをすることになっている」と語っていた。

 7人制代表は年明けから合宿や海外遠征などで連係力を高め、五輪開幕直前にメンバーを決定する予定。リオ五輪では15年イングランドW杯で躍動したWTB山田章仁(34=NTTコミュニケーションズ)が最後に落選している。果たして福岡は現役生活を五輪で終えることができるか。