県立浦和が6年ぶり3度目の花園へ

2019年11月16日 18時12分

胴上げされる三宅邦隆監督

 全国高校ラグビー埼玉県大会決勝(16日、熊谷ラグビー場)、県立浦和高校が川越東高校を29―17で破り、6年ぶり3回目の全国大会出場を決めた。全国屈指の進学校とされる浦和は2013年、54年ぶりの全国大会出場が話題になった。全国高校大会は12月27日から東大阪市の花園ラグビー場で行われる。

 浦和は前半10分、相手ゴール付近でのモールから先制トライ(ゴール成功)。その後は川越東の連続攻撃を厳しいタックルで止めたが、30分にSO北薗に走り込まれトライを許し、7―7で前半を終えた。

 後半、風上に回った浦和はFB高田の好キックでチャンスをつくり、6分に相手ゴール付近のラインアウトからFW攻撃でナンバー8の松永がトライ(ゴール失敗)を決めて再びリードを奪う。さらに高田のランプレーなどで3トライを追加して、29―7と大量リード。終盤は川越東のバックス展開による猛攻に2トライを決められるも、まもなくノーサイドの笛が鳴った。

「バックスでアタックしても圧力が強くてなかなか前に出られなくて、前半は苦しかった。後半はちょっと風上に立ててキックがうまくいき、向こうのミスがあったのも大きかった。そのへん(の理由で)前に出られてウチのFWが出られて、特徴を出せた」(三宅邦隆監督)

 浦和は今年、43年ぶりに新人大会を制し、春の関東大会予選でも45年ぶりの優勝を遂げており、今回の結果で県内3冠に。2人しかいない入学前ラグビー経験者の一人で主将も務める松永は「伝統である速いディフェンス。今年はアタックにフォーカスしてきたので、一年間やってきたことが最後に出せれば」と花園への思いを語った。6年前の全国大会は初戦で敗れたが、果たして今回はどうなるか。