ラグビーW杯得点ランキングトップのSO田村は20日の準々決勝南アフリカ戦(味スタ)でPG(3点)を1本決め、今大会の通算得点を51点に伸ばした。2位のイングランド代表SOオーウェン・ファレル(28)に7点差をつけ、首位の座をキープ。日本はベスト8で敗退したものの、得点王の可能性は残された。一方で、元日本代表FB五郎丸歩(33=ヤマハ発動機)が2015年イングランド大会でマークした通算58得点に及ばなかった。

 後半7分に交代した田村は試合後、涙を流し「(決勝トーナメントは)今まで以上のプレッシャーを感じた。日本は間違いなく史上最強、最高のチーム。次の世代に伝えるためには最高のW杯だったと僕は思う」と、感慨に浸った。