【ラグビーW杯】KENSOが明大後輩・田村にエール

2019年09月26日 16時30分

“明大魂”で8強入りだ。ラグビーW杯に臨んでいる世界ランキング9位の日本代表は1次リーグA組第2戦で同2位のアイルランド(28日、静岡ス)と対戦する。優勝候補チームとの決戦を前に、名門・明治大学ラグビー部出身で世界最大のプロレス団体、米WWEでも活躍したKENSOこと鈴木健三氏(45)が後輩のSO田村優(30=キヤノン)に熱いエールを送った。

 いよいよ世界2位アイルランドとの決戦。明大ラグビー部OBの鈴木氏は後輩の田村に大きな期待を寄せる。「彼に関しては、プレーが良いとか悪いとかではなく、常に無償の愛で応援していますよ。今回の日本代表メンバーでは唯一の後輩になりますからね。ぜひ“明大魂”で頑張ってもらいたい」

 鈴木氏は、明大時代に大型ロックとして注目されると、日本代表A(代表予備軍)にも選出された実績があり、大学卒業時には社会人ラグビーの約30社からオファーが届いたという。「社会人でラグビーを続けるならトヨタ自動車かサントリーに入るつもりでいました」。ただ第1志望はマスコミで、難関を突破し東海テレビに入社。そのまま競技から離れた。

 その後、鈴木氏は紆余曲折を経てプロレスラーに転身し、米WWEでも活躍したのは周知の通り。現在は共同テレビジョンでプロデューサーとして番組制作などを手がける一方で、レスラーとしても各方面で活躍しているが、元ラガーマンとして世界の舞台で戦う田村に“明治イズム”のフル回転を期待する。

「(明治ラグビーと言えば)“前へ”との言葉で知られていますが、北島先生(元明大監督の故北島忠治氏=享年95)は、将来、日本代表としてプレーするためには“基本が大事なんだ”とし、シンプルなプレーを求めていました。しっかりとした基本があってこそ、様々なプレーもできるわけですから」

 日本代表は初戦でロシアに30―10と快勝し、初のW杯8強入りに向けて士気も高まっている。「初戦の田村選手は少し緊張していましたが、徐々に落ち着きを取り戻しました。彼の持ち味はやはりキック。SOは要のポジションでもあり、日本の司令塔ですからね。チームをうまくコントロールしてほしい」

 2018年には「前へ~明大ラグビー部のキセキ~」(BSフジ)という番組をプロデュースした鈴木氏は「田村選手がW杯で大活躍し、日本が好成績を収めること。そして明大が(全国大学選手権の)2連覇を果たせば最高ですね」と、後輩と日本代表、母校の成功を願っていた。