【ラグビー】日本代表 つかの間のオフも裏メニューで調整

2019年09月09日 16時30分

“裏メニュー”で巻き返す。20日開幕のW杯に臨む日本代表メンバーは7日に都内で行われた壮行会を経て一時解散となり、11日の再集合までつかの間のオフを過ごす。とはいえ、6日の南アフリカ戦に完敗。悲願の8強入りへ危機感に包まれているが、巻き返しへ牙を研ぐフィフティーンは、チームから個別の調整メニューを渡されていた。

 プロップのバル・アサエリ愛(30=パナソニック)は「次の集合まで自主的に体を動かすつもりだったし、トレーナーから選手それぞれに合わせたメニューを『やったほうがいいよ』と言われている」。選手の自主性を旗印にしているだけに、実施は各自に委ねられるが、チームにはバルのような自覚にあふれるメンバーばかりだ。

 例えば、南ア戦で代表初キャップを記録したフッカーの北出卓也(26=サントリー)。自身のミスからトライを許す悔しいデビューだったせいか、与えられたメニューをこなすだけでなく「(7日に)ポジションごとにミーティングをして改善点を話し合ったし、個人的にも(次回集合までの時間で)映像を見て改善ポイントを見つけて修正できれば」と自主的な行動も取っている。

 集団で行う合宿と異なり“裏メニュー”は個人にフォーカスできるメリットがある。南ア戦で改めて強豪から勝つ難しさを痛感させられたが、フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)を中心に意識の高い集団ならオフをつくっても問題なし。選手たちは、課題の克服など“手土産”を持って再集合してくれそうだ。