【ラグビー】日本代表・姫野 PNC10日米国戦に秘めた覚悟

2019年08月05日 16時30分

姫野(右)は強敵に2連勝で自信を深めた

 ラグビー日本代表は4日、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)第3戦米国戦(10日)に向けてフィジーへ出発した。W杯日本大会(9月20日開幕)まで2か月を切ったが、フランカーの姫野和樹(25=トヨタ自動車)はチームの現状をどう見ているのか。

 187センチ、108キロ。海外勢にも見劣りしない体格でW杯での大ブレークが期待される中、着実な成長を実感している。34―21で勝った初戦フィジー戦(7月27日)では持ち前のパワーを生かした突破からトライ。41―7と勝利した第2戦トンガ戦(3日)ではベンチスタートだったが、2戦続けて格上の難敵撃破に貢献した。

 W杯前に米国戦と壮行試合の南アフリカ戦(9月6日、熊谷)を残すものの「チームと個人で確固たる自信につながっている。積み上げてきたものが、これからの試合でも試されるし、結果としてついてくれば強い自信になる。W杯にいい形でいけるし、やっぱり結果が大事になってくる」と納得の表情を浮かべた。

 トンガ戦はジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=49)が、母マウデさんの死去(享年78)に伴い、急きょニュージーランドに帰国したため不在。まさに緊急事態となったが、チームの成熟も感じ取った。姫野は「混乱するような感じはなかった。日頃から選手主体でやっているし、リーダーグループ主体でゲームをつくることができた。自分たちの成長を示せた」と胸を張った。

 自身はリーダーグループの一人としてチーム全体にも目を配る立場。米国戦に向けて「あっち(2連勝の米国)も自信を持っているだろうし、ひるまずやりたい。スクラムやブレークダウン(タックル後のボールの奪い合い)で苦戦したので、課題としてとらえてやっていきたい」と、さらなる進化を証明する覚悟だ。