【ラグビー】舘ひろしを驚かせたスコットランドの猛爆

2019年03月21日 11時00分

FWのモールでイングランドを押し込むスコットランド(ロイター)

 アジアで初めて開催されるラグビーW杯の日本大会開幕まで、20日であと半年。日本代表が目指す初の8強入りを左右する相手となりそうなスコットランドが、16日に閉幕した欧州6か国対抗で驚異的なカムバック劇で力を見せつけた。

 W杯1次リーグA組の日本は、9月20日の大会開幕カード・対ロシア戦を皮切りに、アイルランド、サモア、スコットランドと対戦する。初戦と世界ランキング3位(日本は11位)のアイルランドに勝てば8強入りにはずみがつくが、星取り次第では同7位のスコットランドとの一戦が、日本ラグビーの命運のかかる大一番となる。

 そのスコットランドが世界を驚かせたのが、16日の6か国対抗最終戦・イングランド戦だった。敵地で相手に圧倒され、開始30分も経過しないうちに0―31。だがハーフタイム前に7点返すと、後半は怒とうの5連続トライで38―31と逆転。後半無得点のイングランドが終了寸前にトライを決めて引き分けたが、スコットランドのタウンゼンド監督は「あそこまで盛り返したのは大きな成果だ」と諦めない姿勢と爆発力を収穫に挙げた。

 日本のファンにとって気になるW杯対戦国の動向。ラグビー経験者でW杯日本大会のPRキャプテンを務める俳優の舘ひろしは、この一戦に「驚くような展開になりました」とツイッターでコメント。とりわけ、スコットランドのフッカーで主将のマキナリーが50メートル以上走り切っての前半のトライに「あれはすごかったなぁ!」と感嘆した。

 日本も昨年11月、アウェーで現在世界4位のイングランドに15―35(前半15―10)と接戦を演じたが、スコットランドはすごみさえ感じさせるドローで力を示した。それでも同対抗戦は1勝1分け3敗の5位。2連覇を狙ったアイルランドは3勝2敗で3位。世界2位のウェールズが5戦全勝で優勝を飾った。

 スコットランドは2016年に来日してテストマッチ2戦全勝。翌年はアイルランドが日本で同じ成績を残しており、このA組2強は日本初の決勝トーナメント進出に高い壁となる。