ラグビードラマの名作「スクール☆ウォーズ」で知られる俳優の山下真司(66)が8日、都内で調整しているスーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズを訪問し、開幕9連敗中のチームに気合を注入した。

 山下は、主人公でラグビー部監督の“泣き虫先生”こと滝沢賢治になりきって、ドラマのモデルとなった京都・伏見工高(現京都工学院高)出身のSH田中史朗(33)とSH内田啓介(26=ともにパナソニック)に「今年は目標5位と言っていたのに、どうしてこの結果なのか。悔しくないのか!!」とドラマの名ゼリフをもじってまくし立てた。

 2人が「悔しいです!!」と応じると「これからお前たちを殴る」と宣言して“寸劇”は終了。実際には手を出さなかったが、代わりに今季国内最終戦となるレッズ戦(12日、秩父宮)で限定30食で販売される「ビクトリーメンチカツカレー」を振る舞って“カツ”を入れた。山下は「胸が熱くなるような試合をしてレッズに勝ってほしい」と勝利を熱望した。

 また開幕500日前となったラグビーW杯日本大会については「強い代表を見たい。卓球、体操も強いんだからいけるはず」と日本代表に力強くエールを送った。