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【男子フィギュア】羽生「五輪連覇確信」の根拠


笑顔で会見した羽生は強気の言葉を並べた

【韓国・江陵発】王者の願望は確信に変わったのか。平昌五輪で連覇を狙うフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が13日、試合会場となる江陵アイスアリーナで公式練習を行い、2種類の4回転ジャンプにも成功。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)までしか跳ばなかった前夜の初練習から大きく前進した。練習後の会見では「クリーンに滑れば、絶対に勝てる」。右足首故障から完全復活して堂々の金メダル宣言まで飛び出したが、その根拠とは――。

 15分で切り上げた地下のサブリンクでの初練習から一夜明けて、本番用のリンクに足を踏み入れた羽生の顔つきは明らかに変わっていた。入念にウオーミングアップをして、練習開始から6分が経過して、他の選手の曲がかかっても、じっくりと感触を確かめるようにスケーティングを続けた。

 そこから5分が過ぎ、上着を脱いでジャンプ練習を開始。3回転ループ、3回転フリップ、トリプルアクセルと続け、4回転ジャンプを解禁するとトーループ、サルコーを成功させた。さらにフリー曲「SEIMEI」をかけた練習では、4回転からの連続ジャンプにも成功。40分間の練習で2種類、計5回の4回転ジャンプを決めた。

 その後に行われた会見には100席が用意されたが、イスが足りず多くの立ち見が出るほどの注目度。「五輪本番のリンクで滑れてうれしく思っている。まだ試合も始まっていないですし、気を緩めるつもりはない」。試合会場に戻ってきた喜びと同時に、五輪に向けての決意を口にした。

 滑れなかった期間は約2か月。1か月前に氷上練習を再開し、3週前にトリプルアクセル、その数日後には4回転ジャンプと段階を踏んできた。並の選手なら決して十分な時間ではないはず。それでも、ジュニア時代から羽生をよく知るフィギュア関係者は「こういう状況ですし、最近は連絡を取っていない」としたうえで「彼は周りの声に押されて出てくるような性格じゃない。試合ができる、羽生結弦の演技ができるから出てくるんだと思う」。仮に100%ではなかったとしても、本気で金メダルを取りに来たことは間違いない。

 羽生は復帰に向けて苦しかったことを問われると「今、滑れていることがすべて。過去に考えていたことはネガティブだったかもしれないけど、今、ここでいいニュースとして皆さんの前でしゃべっている」。過去を振り返るよりも、未来を見据えた。

 これまでのブライアン・オーサー・コーチ(56)の口ぶりでは、ケガをした際に跳んだ4回転ルッツは封印の見通し。一方、4回転ループについて、羽生は「あまり話すことはないかな」と明言を避けた。「作戦がすごく大事になると思う。クリーンに滑るために、これから調子を上げる中で徐々に考えていきたい。クリーンに滑れば、絶対に勝てる」

 どんな構成で挑むのか、羽生の頭の中にはさまざまな選択肢がある。これはジャンプに不安があれば考えられないこと。11日に韓国入りした際には「2連覇したいと思っている」と願望を口にしていた。そこから2日が過ぎ、コメントは勝利を確信するものになり、金メダルに向けた戦略を練るまで立て直した。

 男子ショートプログラム(SP)は16日午前に行われる。当日も早朝に公式練習があるとはいえ、事実上、練習ができるのはあと2日。66年ぶりの連覇に向け、ベストのプログラムを模索する王者の死角はなくなりつつある。

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