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“ノロわれた”平昌五輪 気になるメイン会場の劣悪トイレ事情


 9日に開会式を控えた平昌五輪で、会場周辺の警備を担当する会社の従業員らがノロウイルスに集団感染した騒動は、感染者が100人に迫り、症状を訴えている人が1000人を超える非常事態となっている。7日に韓国疾病管理本部が発表したものだが、この拡大の陰に、同五輪組織委員会や防疫当局の手抜き検査があったと暴く報道が現地で流れ、日本の代表選手らにも不安が広がっている。

 開会式が2日後に迫った7日、韓国疾病管理本部が恐ろしい数字を発表した。平昌五輪の会場警備などを担当している関係者の間で発生したノロウイルスが、さらに勢いを増し感染者は86人、1016人が症状を訴えているという。報道関係者が宿泊する施設の調理師も感染が確認された。

 感染者に嘔吐や下痢、腹痛などのリスクを生じさせるノロウイルス。いよいよ開幕のこの時期、各国選手団はライバルたちと戦う前に「見えない敵」の恐怖におびえる事態となってしまった。

 韓国・CBS放送によると、平昌五輪組織委員会が「宿舎に滞在している全従業員を検査するなどノロ対策を徹底している」と強調した直後の感染拡大だ。

 そんななか、CBSが同日「対策どころか従業員の問診さえまともに行っていない」と衝撃スクープした。「現場での統制が取れておらず、従業員たちは検査どころか検査をしている事実すら知らされなかった」と報道したのだ。感染が発覚した5日以降、問診票さえも渡されていない従業員も多かったことや、明らかな“手抜き検査”の実態を伝えた。

 感染者を多く出した警備会社の従業員に代えて、急きょ空軍部隊の兵士1000人からなる交代要員を投入したが、その兵士の到着が遅れたことから、夜勤従業員の交代要員がおらず「30時間も連続勤務させられた」と訴える従業員もいるとCBSは報じた。こんな状況では、感染が広がるのは当然といえそうだ。

「ノロウイルスは吐いたものや、排せつ物から空気感染する。3万人以上の人が集まるオリンピックスタジアムなどに感染者がいて発症したら、ウイルスがどんどん拡散する恐れがある」とは医療関係者。

 ただでさえ、メイン会場のトイレ事情は最悪。男性用が21、女性用が44、障害者用20のみと、日本の高速道路のサービスエリアほどの数しかない。おまけに障害者用以外は、寒風が吹きすさぶ会場外に設置されているため、大行列が予想されている。こんな状況下でノロウイルスが猛威を振るっているのだから、危険度はますます上昇する。

 一方、新たな問題も浮上した。警備会社が派遣した従業員の半数は女性だったが、軍からの交代要員はほとんど男性。そのため、女性従業員が担当するはずだった、会場入り口での女性客に対する保安検査などが困難になるという。

 組織委員会の関係者は「保安検査の必要性が高い場所とそうでない場所を調整して人員を配置するので、大きな問題はない」と楽観的だが、不安は拭えない。

 9日の開会式でスタジアムを訪れる3万5000人もの観客を混乱なく会場に収容できるのか?

 とてつもない寒さに加え、ノロウイルスの拡大、そして人員不足…深刻な問題を抱えたまま、五輪が幕を開ける。

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