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【ボクシング】井岡一翔が世界王座返上 父・一法会長「結婚してから練習できていない」


井岡(囲み写真)の現状を報告する井岡一法会長

 ボクシングの井岡ジムは9日、大阪市内で記者会見を行い、同ジムに所属する井岡一翔(28)が5度防衛したWBA世界フライ級王座をこの日付で返上したことを発表した。

 会見には父でもある井岡一法会長(50)ひとりが出席。WBAからはランク1位アルテム・ダラキアン(30=ウクライナ)との対戦指令が出ていたものの「5月に結婚して以降、東京に生活の拠点を移してジム(大阪の井岡ジム)にコンスタントに来ていない。今から準備したのでは大みそかに間に合わない。相手の選手もあることだし、ということで1週間ぐらい前に『王座返上』を決めた」と話した。

 2011年以来、一翔が大みそかに試合をすることは関西の暮れの風物詩ともなっていたが、今年はノンタイトル戦も含めて試合は行われない。

 一翔は今年4月22日にノクノイ・シットプラサート(30=タイ)を判定で下してV5を達成。5月には歌手の谷村奈南(30)と結婚した。

 一法会長は「結婚生活がいろいろとある中で、今までみたいに切磋琢磨していない。コンスタントに練習ができていない」と、プライベートの変化が今回の結論につながったと説明する。

 気になる今後について同会長は「二つに一つしかない。もし身を引く、ということになれば、きちんと『引退式』をやる」と、このまま引退となる可能性に言及した。

 ただし最近も何度か話し合いの場を持ったという一法会長は「週に3~4回は走ってるしウエートも60キロぐらい。(ボクシングを)やる気がないのなら、走ったりはしないと思う」と現役続行の可能性が高いとの見方を示した上で「スイッチが入れば早いし、その時は井岡ジムとしても応援していく」と全面サポートを明言した。

 引退や階級変更を前提としない異例の王座返上。来年以降にどのようなボクシング人生を歩むかが注目される。

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