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【レスリング世界選手権】凱旋帰国の文田 趣味と実益兼ねたプロレス観戦で技磨く


文田(左)は笑顔で花束を受け取った

 フランス・パリで開催されているレスリングの世界選手権男子グレコローマン59キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎(21=日体大)が24日、成田空港に帰国した。

 日本人男子では34年ぶりの快挙を果たした文田は金メダルを首にかけて到着ゲートに登場。グランドホステスから花束を贈呈され「競技を始めて、一つの大きな目標がかなった。とてもうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 世界の頂点に立った文田の趣味はプロレス観戦。その理由は、レスラーのダイナミックな投げ技にある。そういった技は、上半身のみの攻防が展開されるグレコローマンでも活用できる技術のヒントも得られるため、趣味と実益を兼ねた気分転換になっている。

 試合前の入場時にフード付きのタオルを頭にかけるルーティンを持っているが、これはボクサーの入場に憧れて始めたもの。他の格闘技から着想を得たアイデアを取り入れ、独特の方法で自身のレスリング技術と精神面を鍛えている。

 日本人グレコ最年少優勝という偉業も成し遂げた文田だが、金メダルを量産し続けている女子に大きく水をあけられているとあって、喜んでばかりもいられない。「男子も結果を出したい。そうやってお互いにレスリング界を活性化させたい」というのが正直な思い。「結果を出して引っ張っていければ」と控えめながらも日本男子レスリング界を背負う決意をのぞかせた。

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