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レスリング山口剛が効果実感 ジョージアでの獣道特訓


“獣道トレーニング”で強化を図った山口(上)

 レスリングの世界選手権(9月、米国)に向けてフリースタイル97キロ級の山口剛(26=ブシロードクラブ)が、ジョージアの山中での“獣道トレーニング”で強化を図った。

 

 ブシロードクラブの永田裕志監督(47)に背中を押され、6月から7月にかけて単独で欧州遠征を敢行。行き先はグルジアから名前を変えたジョージアだ。重量級の強豪が揃い、切磋琢磨するにはもってこいの場所。これまでも参加してきたが、今回も「日本ではなかなか経験できないことができた」(山口)と新たな体験でひと回り大きくなってきた。

 

 なかでも大きな成果を得たのは、猛者たちとの山道ランニングだ。もともとジョージアは山岳地帯にあり、標高が高い。現地では1700メートル地点から出発し、山を3度駆け上がったという。しかも「ジョージアの選手は、わざと道なき道、『獣道』を選んでいくんです。サバイバルですよ」。

 

 大男たちが険しい山道を猛突進すれば獣も逃げ出すだろうが、慣れない山口にしてみれば驚きの体験。心肺機能が上がり、体力づくりにはもってこいだった。

 

 世界選手権で5位以内に入れば来年のリオ五輪の出場枠を獲得できる。重量級のエースが“野獣”になって、サバイバル合宿の成果を本番で発揮する。

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