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阿部一二三 敗戦を糧に「まだまだ強くなる」世界選手権へ気持ち新た


帰国した阿部一二三

 柔道のグランプリ・ザグレブ大会で、まさかの3位に終わった男子66キロ級・阿部一二三(20=日体大)が29日、成田空港に帰国した。

 準々決勝で、アルタンスフ・ドフトン(30=モンゴル)に開始42秒で肩車を決められて一本負け。敗戦は2016年の講道館杯以来1年8か月ぶりで、国際大会では15年以来3年ぶりとなった。「一番は悔しい気持ちがすごい大きい。それ以上にいろいろな課題というか、自分に足りないところがたくさん見えた」

 敗戦直後は気持ちの切り替えも難しかったというが、「気持ち的にも楽になった」と重圧からは開放された。敗者復活戦、3位決定戦は「今まで通りの、自分らしいガツガツした柔道ができた」と本来の姿が復活。「海外だと初めて」という銅メダルを獲得した。

 笑顔はないが、この経験を無駄にはしない。全日本男子の井上康生監督(40)からは「ここからの改善点、足りないところを世界選手権(9月、アゼルバイジャン)までに詰めてやっていこう」と助言された。

 阿部も「これが世界選手権じゃなくてよかった。まだまだ強くなる。世界選手権で最高のパフォーマンスができる」と雪辱を誓った。

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