【柔道全日本】小川雄勢初Vならず 父・直也「まだ発展途上」

2018年04月29日 17時29分

 体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権(29日、東京・日本武道館)で、初制覇を狙った小川雄勢(21=明大)は準決勝で王子谷剛志(25=旭化成)に敗れて3位に終わり、史上初となる父の暴走王・小川直也(50)との親子2代制覇はならなかった。

 全日本2連覇中の王者はやはり強かった。開始1分33秒、得意の組み手になる前に出足払いをくらって技ありを奪われた。雄勢は前に出て怒とうの攻めを見せたものの、王子谷を崩せずそのままタイムアップとなった。

 雄勢は「負けは負け。3位は満足できない。相手が守りに入ったところで、投げるということができなかった。そこは課題」とがっくり。王子谷にはこれまで負けたことがなかったが「油断というものがあったのかもしれない」と話した。

 父の暴走王は「全日本特有の雰囲気にやられた。相手にうまくやられた。でも雄勢はまだ発展途上。彼の柔道人生の中ではいい経験になったのではないか」と前を向いた。