【柔道】阿部詩ら女子日本代表がラグビー女子と合同練習

2018年04月19日 16時30分

詩(奥)はラグビー流のタックルに挑戦

 柔道の女子日本代表が18日、都内で7人制ラグビーの女子代表候補と合同練習を行った。互いに技術を教え合い、スクラムやタックルにも挑戦。最後は相撲ルールで10対10の個人戦で激突し、柔道が9勝1敗で圧勝した。

 52キロ級の阿部詩(17=兵庫・夙川学院高)は鮮やかな“一本勝ち”を収め、喜び爆発。「体幹の強さはすごい勉強になった」とうなずいた。増地克之監督(47)も「これからもラグビーのトレーニングを取り入れたい」と成果を強調した。

 一方で、増地監督はラグビー独特の“精神鍛錬トレ”も見習っていく考えを示した。「ラグビーは予想していないことをあえて設定して行う。状況判断を身につけさせるために、すべてを与えることがいいのではないと思った」

 ラグビー女子代表はリオ五輪予選の際、選手には内緒でバスの出発を30分遅らせ、アクシデントへの対応力を試した。ほかにもコーチが突然来なかったり、部屋のエアコンが故障したり、レストランの食事のメニューが減っていたりと、意図的に危機的状況をつくり、ピンチを乗り越える力を養ってきた。

 海外の試合では特にこうしたハプニングが起こる可能性が高い。9月の世界選手権(アゼルバイジャン)に向けて、ニッポン柔道も“乱れない心”を習得していく。