【柔道】山下会長とラシュワン氏が会談 東京五輪への“共闘”に合意

2018年04月12日 17時58分

ラシュワン氏から記念品を贈られた山下会長(左)

 全日本柔道連盟の山下泰裕会長(60)が12日、1984年ロサンゼルス五輪無差別級決勝で戦ったモハメド・ラシュワン氏(62)と都内で会談した。

 エジプト柔道連盟のゼネラルアドバイザーを務めるラシュワン氏は東京五輪に向け、指導者や選手育成への協力を打診。山下会長も応じ、6月に日本で行われる国際合宿にエジプト選手が参加することで合意した。

 両者の対面はリオ五輪以来。かつては宿敵同士も、今は互いに「友人」と言うほど絆は強い。2005年にカイロで開催した柔道教室が一番の思い出という山下会長は「選手時代もそうですけど、人間として心から尊敬できる。これからも(関係を)大事にしたいし、2人の友情が日本とエジプトの相互理解のために生かせたのであれば私にとって喜びです」と笑顔だった。

 一方、ラシュワン氏も「自分にとって山下選手はとっても大切な友人。日本で最も会いたい人の一人です。このような友情が今後も生まれていくといい」と話し、固い握手を交わした。