柔道体罰問題で神取が緊急提言

2013年02月05日 11時00分

 トップ選手15人から暴力とパワーハラスメントで“集団告発”された全日本女子の園田隆二監督(39)が引責辞任し、ニッポン柔道が重大な危機に直面している。特に金メダルを量産してきた女子柔道のイメージダウンは必至の状況。今後の柔道界に光明はあるのか。かつての柔道女王で元参院議員の“ミスター女子プロレス”神取忍(48)が本紙を通じ緊急提言した。

 

 ――自身も柔道時代に体罰の経験はあるか

 

 神取:ほんとさ、みんなに「竹刀が折れるほどバシバシ叩かれてたんでしょ?」って聞かれ、体罰を受けてたイメージがあるみたいだけど、私は無縁なんだよ。私は町道場で柔道をやってた。学校とか組織の中じゃないし、練習で手を上げられて恐怖を受けたことはないんだ。

 

 ――本当ですか

 

 神取:そう。先生が言葉でやる気を起こさせてくれる人だった。例えば腕立て伏せでだんだん苦しくなった時、手を出してやらせるのではなく、それをやったらもっと強くなるってことを言葉で伝えてくれた。柔道界にも「体罰の経験がなくて上がってきた選手もいるんだよ」ってことも、ちょっと知ってほしいな。

 

 ――今回の件で、柔道のイメージはかなり悪くなった

 

 神取:やっぱり暴力は良くないよね。でも…あれもこれもすべてがダメになって、指導が甘くなっちゃうのはどうなのかな、と思う。怖くて選手に接触もできなくなったりしちゃうとねぇ…。

<次のページへ>