【柔道】ベイカー茉秋 復帰戦へ気合「技を出し切りたい」

2018年02月21日 11時20分

ドイツに出発したベイカー茉秋

 柔道のグランドスラム(GS)・デュッセルドルフ(23~25日、ドイツ)に出場する日本代表選手たちが21日、成田空港を出発した。

 男子90キロ級のリオ五輪同級金メダリスト・ベイカー茉秋(23=日本中央競馬会)は昨年4月の全日本選抜体重別選手権以来の復帰戦。同大会では右外傷性肩関節脱臼を発症したが「筋力の回復度合いは8~9割。技を出し切りたい」と挑戦者の気持ちで臨む。10か月ぶりの大会を前に「リオとは選手の層が変わった。出せる力を出したい」と復活を期した。

 リオ五輪100キロ超級銀メダリストの原沢久喜(25=同)も昨夏に診断されたオーバートレーニング症候群を克服。復帰戦を前に「試合に向けて気持ちもつくってこれている。準備してきたものを出す」と腕をぶした。

 同級では昨年のGS東京を制した小川雄勢(21=明大)やGSパリで優勝した影浦心(22=東海大)ら新世代が台頭した。「自分も若いと思っていたが、それ以上に若い選手も出てきた。負けないようにしたい」。

 同級・王子谷剛志(25=旭化成)はベスト8に終わった昨年12月のグランドスラム東京の借りを返すつもりだ。

 平昌五輪の各種競技にも刺激を受け、自身は世界選手権(9月、アゼルバイジャン・バクー)代表入りを見据える。「一発勝負なのは柔道も同じ。入念な準備でしっかり結果を出す」と日本を後にした。