柔道・阿部詩「グランドスラム」でリベンジ誓う「しっかり勝ち切ってアピールしたい」

2017年12月01日 18時28分

左から王子谷剛志、阿部一二三、阿部詩、朝比奈沙羅

 柔道女子52キロ級のホープ・阿部詩(17=兵庫・夙川学院高)がリベンジを義務づけた。

「グランドスラム東京大会」(2日開幕、東京体育館)の組み合わせが1日、都内で発表され、出場選手たちの会見が行われた。

 阿部は初戦でモンゴル選手と対戦し、順当なら準々決勝で世界選手権金メダルの志々目愛(23=了徳寺学園職)と、準決勝で同銀メダルの角田夏実(25=同)と対戦する厳しいドローとなった。それでも、優勝を狙う気持ちにブレはない。

「厳しいところに入ったんですけど、自分が勝って上がるにはいいところと思っている。この組み合わせの中、しっかり勝ち切ってアピールしたい」と宣言した。

 支えになっているのは悔しさだ。この一年、要所で志々目、角田に敗れている阿部は世界選手権代表を逃した。2人が世界の1位、2位に君臨しただけに借りを返せば、見返りも大きい。「今年は自分のリベンジをする大会と思っている。この大会で勝って自分のリベンジなのかなと思います」と気合を入れた。

 目指すは兄で世界選手権男子66キロ級金メダルの一二三(20=日体大)との初のアベック制覇だ。

「世界選手権に出れなかった悔しさをこの大会に全部ぶつけるような気持ちで優勝目指して頑張ります」

 阿部は臨戦態勢を整えた。