【柔道】阿部一二三が“もう一つの公約”達成

2017年09月06日 16時30分

若き王者・阿部はアルコールを解禁

 柔道の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)の男子66キロ級で初出場優勝を成し遂げた“怪物”阿部一二三(20=日体大)が、“もう一つの公約”達成を明かした。

 先の世界選手権で混合団体戦を含め8個の金メダルを獲得した柔道日本代表が5日、成田空港に凱旋帰国。注目の阿部は「自分自身にプレッシャーを課した。その上で落ち着いてできた」と振り返った。

 7月26日に東京・文京区の講道館で開かれた壮行式で、今大会の「オール一本勝ち優勝」を宣言。4回戦で一本勝ちを逃し、惜しくも有言実行とはならなかったが“もう一つの公約”はきっちりクリアしたという。

 怪物は壮行式の際、8月9日に20歳を迎えることに触れて「世界柔道で優勝するまでは飲酒はしない」と断言し、大会に臨んだ。そこで本紙が「お酒はいつ飲むのか」と聞いてみると…阿部は「それは向こう(ハンガリー)で飲みました」。試合前はアルコールを“解禁”しなかったようで、この約束は守ったことになる。

 ただ、阿部の目標はあくまで2020年東京五輪で「圧倒的に勝つこと」。そのためには「まだ完璧ではない。決め切れなかったのは修正する」と課題を克服し「まだ第一歩。これから先を見て頑張る」とさらに進化を続けていくつもりだ。