【世界柔道】選手が帰国会見 阿部一二三「東京五輪に向けていい第一歩になった」

2017年09月05日 21時32分

世界選手権から帰国した柔道日本代表選手団

 柔道の世界選手権(8月28日~9月3日、ハンガリー・ブダペスト)でメダルを獲得した日本選手団が5日、成田空港に帰国し会見を開いた。

 今大会、日本は男子の4階級と女子の3階級、そして男女混合団体戦を制し金メダル8個を獲得。ほかにも銀を4個、銅を1個と計13個のメダルを獲得した。

 男子66キロ級金メダルの阿部一二三(20=日体大)は「初出場で自分の柔道ができた。自分らしさを出せた」と振り返り、かねて優勝宣言をしていたが「プレッシャーをしっかり受け止められた。落ち着いてできた」と自己評価した。

 ただ公言していたオール一本勝ちとはならず「決め切れなかったのは修正する」と新たに課題も見つかった様子。「東京五輪に向けていい第一歩になった」と話した。

 男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(21=東洋大)は「ギリギリの戦いだった。持ち味の粘り強い柔道が出せた」。その上で「この結果におごることがないようにしたい」とさらなる飛躍を誓った。

 女子70キロ級で優勝した新井千鶴(23=三井住友海上)は「2年前の大会(カザフスタン・アスタナ)では、女子で自分だけメダルが取れなかった。去年はリオ五輪に行けなかった」とこれまでの悔しい思いを吐露。「東京五輪までしっかり勝ってつなげていく」と抱負を述べた。

 男子の井上康生監督(39)は「出場した男子9人のうち4人の優勝に終わった。責任を感じている。また頑張っていきたい」と表情を引き締めた。