【世界柔道】日本人対決で敗れ銀の角田 頂点逃すも存在感示した

2017年08月30日 16時30分

惜しくも志々目(右)との日本人対決に敗れた角田(ロイター)

【ハンガリー・ブダペスト29日(日本時間30日)発】柔道世界選手権2日目、女子52キロ級決勝で志々目愛(23=了徳寺学園職)に敗れた角田夏実(25=同)は「本当に悔しい。ケガもいろいろしていて練習不足かなと思う」と涙を拭った。

 苦しい道のりだった。4月下旬、寝技の練習中に左ヒザの外側靱帯を部分断裂。救急車で病院に運ばれると全治8週間と診断され、2か月間、柔道ができなかった。乱取りの練習を始めたのは6月の終わりで、調整の計画は変更を余儀なくされた。

 それでも、初の世界選手権で十二分に存在感を示した。得意の関節技やともえ投げを武器に、新ルールも味方につけて勝ち上がった。「ケガをしても、得意な部分ではどうにかしようと思った。それは通用してよかった。しっかり寝技をやってきてよかった」と前を向いた。

 国立の東京学芸大卒の異色柔道家。本紙の美女アスリート企画「アスリート 美ューティー TALK」の第1回に登場しており、フジテレビの大会中継でも紹介された。名前には「夏に実ってほしい」という意味が込められる。実りの時はまだこれから。巻き返しのチャンスは必ずやってくる。