柔道のグランプリ・デュッセルドルフ大会(2月24~26日)女子52キロ級で、柔道のワールドツアー史上最年少優勝を果たした阿部詩(16=夙川学院高)が3日、成田空港に帰国した。

 新聞、テレビなど多くの報道陣に出迎えられた阿部は「日本に戻ってきて反響にびっくりしました。今回は一切緊張せず、びっくりするほど落ち着いて試合ができた。うれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 阿部の兄は、グランドスラム・パリ(2月)男子66キロ級を制するなど、現在絶好調の阿部一二三(19=日体大)。強い「阿部兄妹」が話題だ。

「(大会後の)合宿でもアベアベと言われました。海外でも兄妹だと知ってくれている」

 最強の味方とともに、2020年東京五輪を目指す。