ベイカー茉秋ら感激 青木真也が柔道全日本男子代表に実技講習

2016年12月23日 14時09分

柔道全日本男子代表に実技講習を行った青木真也(手前上)

 総合格闘家の“跳関十段”青木真也(33)が23日、都内で柔道全日本男子代表の練習に参加し、実技講習を行った。

 

 金野潤強化委員長(49)が指導する日大でも同様の経験があり、異色の組み合わせが実現。リオデジャネイロ五輪男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(22=東海大)や73キロ級金メダルの大野将平(24=旭化成)の前で、十字固めや肩固め、ギロチンチョークなど多彩なサブミッションを披露した。

 

 選手は2時間のセミナーを熱心に聞き入り、実際に試して効果を実感した。格闘技好きでSNS上で青木と交流のあったベイカーは「絞め技であったり、知らない技もあった。今日はよかったです」と感激の様子。60キロ級銅メダルの高藤直寿(23=パーク24)も「ボクは寝技で他の選手より劣っている。楽しく学べた」と話した。

 

 これまでもサンボや柔術、沖縄相撲など異種格闘技を練習に取り入れてきた井上康生監督(38)は「(青木は)自分にはない能力を持たれている方。柔道の枠だと目線を広げられない」と招へいの意義を説明した。

 

 青木は「大学の柔道部をやんちゃしてクビになったヤツが全日本に呼んでもらえるんだっていう感慨深さがある。コーチ陣がボクと口を利いてくれることが不思議」と柔道界の“変革”に驚きつつ、稽古後も1時間にわたり、居残り練習希望者に付き添った。