リオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥選手(26=ALSOK)、女優の尾野真千子(35)、モデルの森星(24)が1日、都内で「THE BEST BEAUTIST AWARDS 2016」授賞式に出席した。

 特別賞を受賞した田知本。リオ五輪後は「無期限」の休養中だが、前日11月30日に「現役続行」と報じられたことについて、「ちょっとおやおやと思ったんですが…。『1年後に(進退の)返事をさせていただきます』と話したら、大きくなってしまって。来年は休養期間にして、自分と向き合って決めさせていただけたら」と明かした。

 報道陣から休養期間を1年間と決めた理由を聞かれると、田知本は「あまりダラダラしてもいけないし、でも時間が欲しい。もし2020年の東京を目指すなら来年の秋、冬には(練習を)始めないといけないので」と見通しを語った。

 柔道を離れる休養期間でほかの競技にも触れたいようで、「知識をつけて語学も身につけたいし、頭を使っていきたいですね」と笑顔を見せた。

 柔道では、ロンドン大会金メダル、リオで銅メダルだった松本薫(29=ベネシード)も1年間の休養を宣言し、11月1日に料理人の一般男性と結婚。自身の結婚の可能性について、田知本は「まったくないです(笑い)。松本先輩が柔道をされながら結婚されたので、私も憧れはある。大人の女性に近づきたい」と話した。

 ベストビューティストを受賞した尾野は「ビューティーなんちゃらってものにこれまで縁がなかったので、35歳という節目にいただいて、これからも輝けるように頑張りたい」と喜びいっぱい。

 尾野は「今年は充実したお芝居ができて、楽しかった」と振り返り、来年について「いろいろお芝居ばかり目標にしていたので、もっともっと自分がやれなかったことをやってみたい。人生一度きりなので」。具体的な目標を聞かれ、「カメラを撮る側に回ってみたり、歌うこととか。でも、ただのカラオケになってしまうかも」と笑った。

 ブレイク賞を受賞した森はクリスマスの予定を聞かれると、「悩み中。たぶんファミリーと日本にいると思う。クリスマスぐらいみんなと一緒に過ごさないといけないから」と話した。