リオデジャネイロ五輪柔道男子81キロ級代表の永瀬貴規(22=旭化成)が24日、故郷の長崎で行われた県柔道協会主催の激励壮行会に出席した。

 激励壮行会には長崎市の田上富久市長(59)や恩師ら多くの関係者が出席。この日、東京から帰省したばかりの永瀬はビールを片手にテーブルを回り、一人ひとりに丁寧にあいさつした。

 期待の金メダル候補とあって、地元の熱も高まるばかり。田上市長からは「金メダル候補の永瀬選手がいるということは大変自慢であるし、うれしいニュース。思う存分力を発揮してほしい」とエールを送られた。

 永瀬は「大会当日は今まで培ってきたすべての力を出し切り、挑戦者の気持ちを忘れず、一番輝く色のメダルを持って帰ってきたいと思います。また皆さまにいい報告ができるように頑張りたい」とスピーチし、金メダルを獲得しての凱旋帰国を力強く宣言した。