女子柔道・田代 最大のライバル打倒へ男と練習やる

2016年06月08日 16時00分

【リオ五輪 栄光へのメッセージ】リオ五輪柔道女子63キロ級の田代未来(22=コマツ)が7日に都内で取材に応じ、男子選手との練習で難敵対策を進めていく考えを示した。

 

 強豪が集結した5月のワールド・マスターズ大会(メキシコ)を連覇したものの「勝って当たり前」と笑顔はなし。金メダル争いの最大のライバル、クラリス・アグベニュー(23=フランス)が出場していなかったからだ。

 

 2014年世界選手権優勝のアグベニューの武器はケタ外れのパワー。組み合えば「車にひかれたんじゃないか」というほど圧倒され苦杯を喫し続けてきたが、攻略の糸口もつかんでいる。

 

「寝技を極めてやっていく。世界選手権の時、負けたんですけど、寝技を取れるチャンスは試合中に何回もあった。ポイントを取られても、一本で逆転するチャンスはそこだなと」

 

 今では寝ても覚めても、考えるのはアグベニューのことばかり。所属の練習では遠慮がちな日体大の男子選手に「もっとアグベニューになってくれ」とハッパをかけているという。「アグベニュー選手しか頭にない」。残り2か月、田代はライバルとの差を埋めることができるか。