【柔道五輪代表】“野獣”松本薫の秘めたパワー

2016年04月06日 10時00分

リオでは進化した姿で戦う松本

 柔道のリオデジャネイロ五輪の代表に選ばれた男女計12選手が4日、都内で会見を開き、女子57キロ級で2大会連続金メダルを狙う“野獣”松本薫(28=ベネシード)が自身が持つ意外なパワーを告白した。

 柔道の代表選手で唯一の2連覇がかかる松本はリオ本番に向けて「『野獣』ではなく『知的な野獣』で戦います」とロンドン五輪からのバージョンアップを宣言。さらに印象に残る五輪のシーンにアテネ五輪で競泳の北島康介(33=日本コカ・コーラ)が「チョー気持ちいい!」と名言を発したシーンを挙げて「自然に出ると思います」と、リオでの流行語大賞獲得に意欲を示した。

 連覇達成でひそかに期待していることがもう一つある。ロンドン五輪後、松本のもとには祝福の声が殺到したが、その中には信じられないものもあった。「私に願掛けしていた人が、金メダルを取った後、がんが治ったんです」。野獣から放たれる輝きがテレビ画面を通じ、視聴者の病魔まで撃退した…というのだ。

 これにはさすがの松本もびっくり。しかし噂というのはすぐに広がるもの。今では「みんな私のサインを『厄よけ』に飾ったりしていて、そんな使い方もあるんだなと」。至るところで奉られているというから、もはや“松本大明神”といったところだ。

 五輪2連覇を成し遂げれば“御利益”もパワーアップすることは間違いない。松本は「全力で何かに取り組む姿を見ることは、なかなかない。興味がなかったとしても、人の心に共感を得ることもある」と、五輪効果を力説した。

 あやかりたい人はぜひとも、松本の快挙の瞬間を見届けるしかない!?